vol.6:個人情報漏洩保険

【保険商品名】
個人情報漏洩保険

【保険種別】
損害保険

【取扱保険会社】
損害保険会社 各社

【補償内容】
所有・使用・管理している個人情報が漏えいした際に生じる賠償責任や対応費用などが補償される保険です。

【特徴】
個人情報が漏洩した際に依頼するコンサルティング費用が補償される商品やクレジットカードの情報が漏えいし、不正利用された場合に補償される商品などもあります。

あとはプライバシーマークを取得していたり、個人情報の管理状況によって保険料の割引が受けられます。

【ワンポイントアドバイス】
損保各社が発売しておりますが、補償に対する保険料以外に選ぶポイントは「保険加入前の情報漏洩が補償されるかどうか」です。

保険会社によって保険金支払の対象を「事故発生ベース」であったり「損害賠償請求ベース」します。保険加入前に個人情報が漏洩していた事を知らずに保険加入し、その後に発覚した場合でも補償される保険会社もありますので、よく検討して下さい。

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編集後記

先日、私が担当しているお客様で個人情報の漏えいがありました。

IT系企業で、クライアントから受託した会員向けサイトを構築する業務においてシステムエラーがあった様です。

会員がサイトにログインし、特定のページに行くと会員情報が閲覧出来る状態になっていたそうです。

幸いな事に会員限定サイトであった事と、会員数が多くなかったので大事にはなりませんでした。

とは言え、会員に対する謝罪の粗品と対策費用で数十万円の出費が伴っています。

さらに、その対策に多くのスタッフが膨大な時間を投下した事を考えれば、数百万の損失になっています。

ただ、この保険金支払いは現在揉めています(苦笑)

ポイントは本文でも書きました様に、個人情報漏洩保険はあくまでも「所有・使用・管理」している情報が漏えいした際に対象となります。

今回の場合、お客様の企業がクライアントからサイト構築の業務を受託した際に、会員の個人情報を「使用・管理」する状態にあったかどうかがポイントになっています。

このお客様は個人情報漏洩保険には加入して頂いておりましたが、それ以外の保険には加入をされていません。

このケースの場合、「IT業務に関する賠償責任保険」に加入して頂いていればすんなりと対象になったと思われます。

まだ決着はしておりませんが、やっぱり保険ってややこしいですね(汗)

改めてそんな事を感じました。