Vol.690:民事信託の7大機能

今まで解説をしております
民事信託については
大きくわけて7つの機能があります。

これを少し詳細に解説します。

・条件付贈与機能

民事信託は、委託者が受益者に対して
委託者の所有する財産のうち、
形式的な「名義」以外のすべてを
移転するのが本質ですから、
贈与の一形態と言えます。

ですが、民事信託においては
単なる贈与ではなくいろいろな
条件をつける事が出来るのが
大きな特徴です。

条件としては、

・場合によっては解除出来る
・当初は委託者が受益者であるが、
二次受益者を他人にする

などをつける事が出来ます。

解除の条件をつけておけば、
一旦受益者に移転した権利を
取り戻す事もできます。

二次受益者を設定することで、
「死因贈与」的に使うことも出来ます。

・意思凍結機能

民法の委任契約や代理契約は、
委任者が死亡した時点で契約は
終了します。

さらに遺言の場合には、
遺言執行が終了した時点での
効果になります。

ですが、民事信託の場合には
委託者の意思が、
その後の状況の変化に関係なく、
少なくとも契約期間は
永続することになります。

例えば、
自分が死んだら財産は長男Aに、
長男が死んだらに長男Aの息子である
長男Bへ渡すように
と遺言をしても、
長男Aに財産が移転した時点で、
その息子である長男Bへ財産を
移転させるには長男Aが
長男Bへ財産を残す様に遺言を
しなければなりません。

これは遺言者である長男Aの
意思が反映されるので、
必ずしも思い通りに長男Bへ
財産が渡るとは限りません。

ですが、信託を使えば
確実に委託者の思いが引き継がれ
長男Bへ財産を渡すことが出来ます。

長くなりましたので、
今日はこのへんで・・・

<参考図書>
本メルマガを執筆するにあたり
参考にさせて頂いている書籍を
ご紹介しておきます。

■河合 保弘 著
願いが叶う!想いが実る!
究極の財産管理ツール
民事信託超入門
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非常に面白い内容に
なりそうです。

◯◯を使った資産運用や
◯◯を使った相続対策など
いろんなスキームをお持ちな
前田先生ですが、
時間が限られているので
どこまでお伝え出来るか
わかりません。

レベルは高いですが、
現場経験が豊富な先生ですので
面白いセミナーになると思いますよ。

詳しくはこちらをご確認下さい。
http://blog.livedoor.jp/hokendesetsuzei/archives/51942337.html

■オススメ情報2)

いよいよ来週になりました。
 
今回は法人向け生保営業の
入門的なお話をします。

・経営者とはどういう人たちなのか?
・経営者とどうやって出会うのか?
・経営者と出会えたらどうすればよいのか?

など、本当に基礎的な部分をお話します。
 
10月に行った講演内容を
絞ってお話をしますので、
10月に受講されなかったは
是非ともご参加下さい!
 
10月に参加された方でも
復習を兼ねてご参加を頂いても
構いませんので、
皆さんのご参加をお待ちしております。

11/11(火)東京
法人向け生命保険営業入門
http://kmo-141111.peatix.com/

11/14(木)大阪
法人向け生命保険営業入門
http://kmo-141113.peatix.com/

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編集後記

昨日は大阪で開催されました
「死亡保険金非課税限度超過額対策研修会」
を受講させて頂きました。

いやー、すごい内容でしたね。

かなり目からウロコがボロボロと落ちました。

確かに必要保障額を充した上で
相続税法上の非課税枠を超えて保険に
入っても相続税が課税されるだけです。

ですが、契約形態を変えなくても
課税関係を自在に変える事により、
余分な税金を払わずに済むんですよね。

講師の井上先生が冒頭に、

「知っている事ばかりかも知れないが
すべてをつなぎ合わせる事で見えた
ものがあった」

とおっしゃいましたが、
まさにそんな内容の研修会でした。

あまり書くとネタバレ&著作権侵害(笑)
になりますので、これ以上は書きませんが、
法人と個人を活用したスキームは
圧巻でした・・・

名古屋は満席になったようなので、
空いているのは、福岡と金沢と新潟です。

生命保険を販売したい保険営業パーソンは
必聴のセミナーですね!

※レジュメと音声データの販売もある様なので
詳しくはこちらをご確認下さい。
http://www.fortezza.co.jp/news/item_389.html